嫌われてもいい

ここ数日頭の中の異物感が強くなっている。それと関連があるかわからないがあまり自分から話を切り出さない。これが異物感のせいなのか、もともとこれが僕のベースなのかわからない。ま、いっか。

今日はまだまだ自分の意見を主張する力がないなと感じた。ブース内のメンバーが共同でしていた作業の途中で休憩時間に入った。休憩時間が明けて休憩室からブースに戻ってくると、作業をしていた台が元に戻されていた。僕の作業の範囲はまだ終わっていなかった。「あれ?元に戻したんですか?」と尋ねると、「あ、戻しちゃいました。まだやってましたか。」と聞かれた。僕は作業も大体終わっていたので「まあいいですわ。」と返した。

ただ、そう返答した後しばらくモヤモヤが残った。本当は不満があったのにその場の和を壊すのが怖くてなあなあにしたのかもしれない。「仕方ない。それが今の自分の実力。次はその場で何か自分の気持ちを伝えられるように頑張ろう。」そう決めたけどモヤモヤが消えるのに時間がかかった。

僕はつい先読みをしてしまう。勝手に相手に責められた時の想定をしてその反論の言葉を頭の中で考えてしまう。きっと何か言われたとき、起こったときにその場で反応して何かしらこちらから発する自信がないのだろう。そして相手に言い負かされたりすることが怖いのだろう。ブレインフォグと呼ばれる症状が出てから余計言葉が出にくく感じるようになったことも自信を無くさせていたのかもしれない。しかし先読みなど無意味だ。自分の想定通りに事が進むはずがないのだ。

まだまだ未熟な自分の受け止入れられていないのかもしれないな。だいぶん自分が変わったつもりでいたけどこの部分は弱い。世間話は緊張していてもある程度不自由なくできる自信はついてきた。もう一つ先へ進みたい。

帰宅してから父親に「お金また下ろされへんかったで。」と言われた。平日の日中は仕事でお金を下ろせないため父親に頼んでいたのだ。昨日暗証番号を変更したことを伝え忘れ、正しい番号を教えたつもりだったがまた間違えていた。「さすがに怒ってるかな。」と不安な気持ちにもなったが思ったより僕は落ち着いていた。

僕はずっと両親の顔色を窺って生きてきた。人を不機嫌にさせるのを極端に恐れるのもここに原因の一端があるのかもしれない。それでも今日は父親に対してそこまで怯えることもなく、また失敗した自分を責めることもなかった。今までなら不安で自分の心が制御できなかったかもしれない。大丈夫。確実に進んでいる。お前なら絶対できる。なりたい自分になれるから大丈夫だ。

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