今日も通勤の道中しんどかった。今日着てたズボンの太さが何か気に入らなくて窓ガラスに映る自分の姿を見て、なんとか理想の太さに見えないものかと何度も確認したり、自分と同じ太さのズボンを穿いている人はいないかとすれ違う人のズボンを毎回確認したり。そんなことを繰り返すほど自分のズボンはイケてないのではないかと不安になり心を消耗していった。こだわりが強すぎるのか。いや、これはこだわりが強いというか劣等感が強いのだろう。
今日職場で同僚が仕事を間違ったやり方でやっていた。その仕事は穂木加工という作業なのだが、ミントなどの植物の先端から茎を3~4㎝ほどハサミで切り取り、その茎についた葉っぱをすべて切り落とし、先端の4枚だけ葉っぱを残すという作業である。その残す葉っぱの大きさの目安が大体決まっている。研修で100円玉ほどと僕たちは教わった。
しかし同僚はその穂木の先端の葉っぱをめちゃめちゃ大きく残す。大体倍くらいの大きさ。なんでもネットで仕入れた情報で、この方が光を受ける面積が増えて育ちやすいと耳にしたようだ。だがそんな真偽も不確かなものを勝手にやるべきではない。勿論職場では研修で教わった方法をやるべきである。
その次の工程はレカトンという土に似たレンガを砕いたものを大体紙コップ大のプラスチックのカップに半分ほど詰める。そしてそこに2本穂木を差し込む。穂木の葉っぱが大きいと隣の穂木の葉っぱに重なって十分に光を受けられない。そのために葉っぱの大きさは100円玉と同じくらいという指定がある。
そのことを指摘しようかどうか迷った。だができなかった。今日はエネルギーがなかった。怖かった。きっとその同僚が怖いのではない。その同僚に反発されたときに動揺する自分を見るのが怖い。そしてそのあときっとその状況を何度も思い出してしまうことが怖い。仕方ない。今の自分はそうなんだ。そんな自分を責めても仕方ない。今はできないけど変わることをあきらめない。すぐには変わらないことを覚悟して変わる努力を続けることが大事なんだ。

今日の僕。
スリーグッドシングス
1.できなくても自分を必要以上に責めなかった。
2.病院で事前に伝えたかったことが一部言えなかったけど、それでも良しとした。
3.自分の食器を洗った。
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